砂漠の反逆者
劇場公開日:1967年1月28日
解説
ロベルト・ジャンヴィティとミケーレ・ルーポが共同でストーリーと脚本を担当、「スパルタカスの復讐」のミケーレ・ルーポが監督した。撮影も同じくグリエルモ・マンコーリ、音楽はフランチェスコ・デ・マーシ。出演はロジャー・ブラウン、ゴードン・ミッチェル、シーラ・ガベルほか。製作はエリオ・スカルダマリア。テクニカラー、テクニスコープ。
1966年製作/イタリア
原題または英題:Seven Slaves Against Rome
配給:MGM
劇場公開日:1967年1月28日
ストーリー
ローマ皇帝ネロの支配下にあった北アフリカの砂漠地帯では、大勢の奴隷たちが水道工事のためかりだされていた。ある日、ローマから新しい指揮官マーカス・オーリアス(R・ブラウン)が赴任した。彼は今まで奴隷に苛酷な労働と粗悪な食糧を強いて私腹を肥やしていた隊長ガイアス(G・R・スツァルト)と違い、温和な男であった。ガイアスは悪事が上司にばれるのを恐れ、マーカスを失脚させようとした。そこでガイアスはローマ総督に、マーカスが命じたと言って、奴隷たちの鎖を解かせ、暴動をせん動した。解放された彼らは、日頃の怒りを爆発させローマ兵に襲いかかった。マーカスもその時負傷したが、奴隷のバリスタン(G・ミッチェル)に救われた。砂漠をのがれて故郷へ帰ろうと海岸に殺到した奴隷たちは、先回りしたローマ兵に攻撃され、ほとんど全滅した。しかしわずかに六人の奴隷が逃げのび、負傷したマーカスの面倒をみるのだった。マーカスは総督を訪れ、事件の真相を糾明しようとしたが、ガイアスの罠にかかって捕えられ、軍法会議に付される破目になった。しかし辛くも脱出し、六人の隠れ家に逃げのびた。彼ら七人は狼頭剣闘士と名乗り、他流試合などで生活の糧を得ていた。そしてついにガイアスの罪をあばく日が来た。ガイアスは最早これまでと、アラビア人と組んで反乱をおこそうとした。だがマーカスは剣闘士を率いて、これを未然に防いだ。今や六人の奴隷は自由の身となり、マーカスも愛する総督の娘クローディア(S・ガベル)とこの地にとどまり仕事に専念するのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ミケーレ・ルーポ
- 脚本
- ロベルト・ジャンビッティ
- ミケーレ・ルーポ
- 原案
- ロベルト・ジャンビッティ
- ミケーレ・ルーポ
- 製作
- エリオ・スカルダマーリャ
- 撮影
- グリエルモ・マンコーリ
- 音楽
- フランチェスコ・デ・マージ