愛は限りなく

劇場公開日

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解説

「ほほにかかる涙」のジョヴァンニ・グリマルディとエリアーナ・デ・サバタの脚本を、ミゲル・イグレシアスが監督した歌謡映画。撮影はセシリオ・パニアグア、音楽はジャンニ・フェリオが担当した。出演は歌手のジリオラ・チンクェッティ、「リンゴ・キッド」のマーク・ダモン、スペインの新人ミカエラ・チェンダリほか。なお、劇中チンクェッティが七曲のカンツォーネを歌っている。

1966年製作/イタリア・スペイン合作
原題:Dio, Come Ti Amo
配給:東京第一フィルム

ストーリー

スペインのバルセロナで行なわれた、イタリア対スペインの女子水泳大会に出場したイタリア代表のジリオラ(G・チンクェッティ)は、スペイン代表のアンジェラ(M・チェンダリ)と優勝を競いあった。飛び込み競技の際、水中で気を失ったアンジェラをジリオラが助けたのが縁で、二人の間には友情が生まれた。競技が終った日、アンジェラはお礼をかねて、ジリオラをスペインの自分の家に招待した。ジリオラは、アンジェラと彼女の婚約者ルイス(M・ダモン)に案内させて、観光地をまわり、楽しい数日をすごしたが、いつしか彼女はルイスを恋し始めていた。ジリオラは公爵邸管理人の娘で、兄のジャンニは公爵の運転手をしながら勉強している。彼女がスペインから帰ってまもなく、アンジェラとルイスが遊びに来た。彼らは、ジリオラが公爵の娘だと思い込んでいる。ジリオラの父親は、娘の初恋の人を歓待するために、公爵が留守なのを幸いに娘を公爵令嬢に仕立て、両親は管理人夫婦、兄は運転手ということで遠来の客をむかえた。計画はうまくいった。が同時に、ジリオラのルイスへの愛は深まるばかり。一方、アンジェラはジャンニに惹かれ始めていた。その頃、公爵が帰ってきたが、物わかりのいい彼は、恋の成就のために協力を申し出、盛大なパーティまで開いてくれた。その夜、ジリオラとルイスの恋をアンジェラも認め、彼女はジャンニを愛していることを告白した。パーティをぬけだしたジリオラは兄のジャンニに、ルイスとのことを打ちあけ、兄妹は抱きあって喜んだ。しかし、実の兄妹とはつゆ知らぬルイスがこの光景をみてしまい、怒って一人飛行場へ向ってしまった。ジリオラはアンジェラに一切を告白した。彼を追って飛行場に行き指令室に入ったジリオラは、すでに機上のルイスに歌いかけた。“愛は限りなく”だった。今しも滑走しようとしていた飛行機からルイスが下りてきた。かけよる二人を、アンジェラとジャンニがみつめていた。

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