東方紅

劇場公開日:

解説

中華人民共和国創建15周年を記念して上演された、音楽舞踊叙事詩『東方紅』の長編記録映画である。原作は一農民--李有源、「ワンピン=えんじゅ村の人々」の王苹、「リ・イエン・チェ=ゴビに咲く花」の李恩傑らが監督を担当。出演は、芸術のあらゆるジャンルの人々及び労働者、学生、兵士たちで三千人にのぼる。シネマスコープ、アグファカラー。

1965年製作/中国
原題:東方紅
配給:共同映画
劇場公開日:1966年8月15日

ストーリー

<第一場東方のあけぼの>一九二一年、毛沢東を党首とする中国共産党が誕生、そしてその活動はにわかに活発となった。すなわち植民主義者の圧政に苦しめられ崩壊寸前の危機にたった中国に、ロシア十月革命成功の報か届いたからだ。共産党の指導のもとに、労働者、農民運動は嵐のように全土をおおった。 <第二場小さな火花も広野を焼きつくす>労働者、農民、兵士の団結は固く革命の炎はしだいに広がり成功は目前となった。しかし一大蜂起も束の間、蒋介石が植民主義者と手を握り、革命を裏切ったのだ。反革命軍の巻き返しがここに始った。全土いたる所で赤軍と反革命軍との血なまぐさい闘争がくり広げられた。 <第三場幾山河> 赤色根拠地は力づよく発展していく半面、日和見主義者によって革命の船は分れ路にひきいられ、大きな危険にさらされた。この危機一髪の時、遵義会議が開かれ、長征が決定された。 <第四場抗日ののろし>労農赤軍第一、第二、第四方面軍は西北の地に合流し、二万五千哩の長征をみごと完成した。中国共産党は、民族解放の旗を高くかかげ、抗日民族統一戦線に結集させた。だが、蒋介石らは、日本に膝を屈して美しい国土を手渡してしまった。全国人民は共産党の指導のもと抗日救国の新しい高まりを盛りあげた。第五場蒋介石王朝を葬むる 日本が敗れるや蒋介石はアメリカを後盾に全面的な内戦を始めた。しつような蒋介石も、共産党の団結にはかてなかった。第六場中国人民は立ちあがる 蒋介石は敗れ、アメリは中国から消えていった。ここに新しい中華人民共和国が誕生したのである。中国人民はここに立ち上ったのだ。

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スタッフ・キャスト

監督
原作
李有源
製作総指揮
周恩来
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