裸の女神

劇場公開日:

解説

「乙女の星」のロベール・デリーの原作(及び台詞)より短篇映画出身のジャン・ルウビニャクが脚色監督した一九五四年作バアレスク映画。撮影はルネ・コラ、音楽はジェラール・カルヴィの担当である。出演者は原作者ロベール・デリー、コレット・ブロッセ、「裁きは終わりぬ」のレイモン・ビュシェールなど。

1954年製作/フランス
原題:Ah! Les Belles Bacchantes!
配給:ハンセン・ベルンシュタイン=映配
劇場公開日:1955年6月14日

ストーリー

フォリイ・メルキュル座が次回公演のショウを「裸の女神」と決定し煽情的なポスターを貼り出した。ポスターを入手した警察署長は風紀取締りのため自ら劇場へ調査に出かけることにした。一方劇場では、バレエ団に一人故障が出来たので、口入れ屋からコレット(コレット・ブロッセ)という娘を雇い入れた。劇場では舞台稽古が始まっている。そこへ警察署長がもぐりこみ、水道修繕の鉛管工が劇場を見たいという妻ロジイヌを連れて来た。舞台稽古は「天地創造」「ファッション・ショウ」「夜の悪魔」「ラ・レオポルダ」「輝くバレエ」「シャワー」「雨の下」「ストリップ・ティーズ一九五四年」「ジャック兄さん」と展開されたが、その間に、やきもちをやいたロジイヌや新米のコレット、鉛管工、警察署長までが舞台に飛び出して稽古は脱線のし通し、かんかんに怒った舞台監督(ロベール・デリー)は稽古がようやく終ったとき鉛管工夫妻を追い出した。しかし、ショーにとび入りして結構うまいところを見せた警察署長は、監督から初日の舞台に出演を許され、たいへん御満悦であった。

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