青春の歌(1959)

解説

楊沫のシナリオを崔巍、陳懐皚が共同で演出した青春ドラマ。撮影は摂晶、音楽は瞿賢が担当した。出演は謝芳、康泰、干洋、趙聨ほか。

1959年製作/中国
原題:青春之歌

ストーリー

林道静(謝芳)は封建的な家庭を嫌って、単身北京を後にした。だが旧社会における暗黒勢力の圧迫に、反抗する方法さえわからず自殺を思いたったが大学生の余永沢に助けられた。二人の間に愛情が芽生えた。その後、日本侵略軍の砲火が激しくなり、小学校の教師になった彼女は救国を教えたが、国民党から解雇されてしまった。再び職を求めて北京に帰ったが、探しても職はみつからなかった。その頃、余永沢にこわれるままに彼女は結婚した。だが平静な家庭生活の中で周囲の革命運動のくり返しに悩むようになった。そんな時、共産党員の盧嘉川と知りあった。やがて彼女は党の指導する抗日救国のデモに参加するようになり、政治的な考えの違いから離婚した。彼女は再び小学校の教師になった。そこで農民の悲惨を見、その非合理を黙っていられなくなった。共産党員江華の援助と導きによって農民の反封建闘争に参加し、実際の闘いの中で農民大衆の力を知った。間もなく林道静は北京で逮捕された。獄中で彼女は婦人共産党員林紅を知った。林紅は処刑を前にして革命闘争を物語り、輝しい未来を説いた。林紅の革命家としての資質は、彼女に深い影響を与えた。林紅の言葉、行いから、勇気と確信をくみとった林道静は、出獄後間もなく、中国共産党の栄えある革命の戦士となった。

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