アマゾンの決闘

劇場公開日:

解説

かつてアマゾンに暮した経験をもつヘルムート・M・バックハウスとフランツ・アイヒホルンが共同で脚本・監督を担当した冒険アクション。撮影はエドガー・アイヒホルン、音楽はカトゥロ・セアレンセが担当した。出演はバルバラ・リュティンク、ハラルト・ライプニッツ、オスワルド・ルウレイロほか。アグファカラー・スーパースコープ。

1963年製作/西ドイツ
原題:...und der Amazonas Schweigh
配給:東和
劇場公開日:1965年7月2日

ストーリー

ドイツの探検家ケルナー博士は、アマゾン奥地のゴム園主リオネルことナポレオンと称するお尋ね者に殺されたと噂されていた。しかし誰一人として両者が同一人物とは知らなかった。博士の一人娘スザンネ(バルバラ・リュティンク)が父の消息を求めてブラジルに単身やってきた。彼女はかつて父と面識があったというゴム商人マリオの紹介でペドロ(ハラルト・ライプニッツ)という白人男とアマゾンの奥地に向かった。途中ナポレオン一味の襲撃を受け、スザンネは軟禁されてしまった。そこで彼女は父の遺品を発見し、ナポレオン一味こそ父の仇だという確信を得、救出にきたペドロと共に逃走した。その時ペドロは一味の奴隷チクナ族をも救い出し、酋長は彼に千個の生ゴムをお礼に渡した。ペドロとスザンネは小舟で河を渡ったが豪雨のため水かさが増し、ペドロは流木にはさまり身動きできなくなった。万策つきたスザンネは生ゴムと交換でペドロ救出をナポレオンにたのんだ。しかし彼はスザンネをだまし、彼女を売春宿に売りとばし、自分はゴム園主リオネルになりすましキャバレーで豪遊を始めた。その時ペドロが現われ、リオネルこそナポレオンと同一人物だと言いはなった。ナポレオンは警官に包囲され、自らの命を絶った。ペドロは故郷ドイツでゴム工場を建設すべく、スザンネと共にブラジルをあとにした。

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