アトランタイド

劇場公開日:

解説

ピエール・ブノアの原作をアンドレ・タベが脚色、「地中海の虎」のエドガー・G・ウルマーが監督したアクション・ドラマ。撮影は「海賊王バイキング」のエンツォ・セラフィン、音楽は「ブーベの恋人」のカルコ・ルスティケリが担当した。出演は「ベン・ハー」のハヤ・ハラリート、「スエーデンの城」のジャン・ルイ・トランティニャン、「ラインの仮橋」ジョルジュ・リヴィエール、ほかにラッド・フルトン、アメディオ・ナザーリなど。製作はナット・ワックスバーガー。テクニカラー・テクニスコープ、一九六四年作品。

1964年製作/フランス・イタリア合作
原題:Journey under the Desert
配給:アライド・アーチスツ
劇場公開日:1965年5月3日

ストーリー

鉱山技師ピエール(ジャン・ルイ・トランティニャン)、ジョン(ジョルジュ・リヴィエール)、ロバートの三人は砂漠の探鉱作業を終えヘリコプターで帰る途中、フランス核実験の危険区域にあるという警告をうけ不時着した。折しも強烈な暴風雨。そして谷川で正体の知れぬ妙な男タマールを助け、数時間後に三人はその男の一味の捕虜になった。タマールは昔海底に没した謎の国アトランティスの宰相だったのだ。女王アンティニア(ハヤ・ハラリート)に原爆実験のある事実とその危険性を説いたが通じない。彼女らには地上での生活などとうてい理解できないのだ。ロバートが彼女の心をとらえ、愛しあうようになってしまった。その間、ジョンが脱走に失敗して殺され、ロバート自身も女王にさからって地下の鉱石採掘所の奴隷にさせられた。ここでロバートは原爆実験本部から捕らえられて来た男マックスと組み、やっとのことで逃げだしたが追手のためにマックスは殺されロバートは地下牢に放りこまれ、そして女王に反抗して殺された。原爆実験の時が切迫したのを知ったピエールは、タマールに相談した。彼はこの地下国を愛しておりピエールをこの秘境から脱出させることにした。ピエールと同行したジーナという、やはり掠奪されていた女が安全圏に逃げたとき、地底の国は崩壊していたのだった。

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