童貞物語(1962)

解説

アンリ・ザフィラトスとベルナール・シェスネの脚本をザフィストが監督した思春期もの。撮影はルネ・ガイサート、音楽は「第四の性」のルイギが担当。出演者はクリスチャン・ペジー、コレット・デコム、クロード・アーノルドなどの新人と「鞄を持った女」のジャック・ペラン。

1962年製作/85分/フランス
原題:Les Nymphettes

ストーリー

リュシアン(クリスチャン・ペジー)は名門の工科大学を志して勉強している真面目で初心な青年。ミレーユ(クロード・アーノルド)に愛情を感じていたが彼女は二十歳以上も年上の男と逢引を重ねていた。そのことを知ったリュシアンは絶望してパリの町をさ迷ううち、ナイトクラブで煙草売りをしている娘ジョエル(コレット・デコム)と知り会い、彼女の案内でクラブを見学、アパートに送って行った。途中、ジョエルの演劇仲間の一人が酔って鍵を取りあげたため、リュシアンは彼の部屋へ泊めた。悪戯好きのフィリップが彼が一人前の男になった祝賀会を開き、このことを聞いたミレーユはリュシアンの愛を取り戻すと賭をする。急の呼び出しを受けてリュシアンがミレーユに会いに行っている間にフィリップはジョエルを誘惑しにかかるが応じなかったのでリュシアンがミレーユと会っていることを意味ありげに話し、嫉妬させようとした。一旦は彼をすてる気になったものの、再び真の愛に目ざめ、つまらぬ嫉妬をすて、リュシアンの後を追った。

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