夏物語(1960)

劇場公開日

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解説

作家アルベルト・モラヴィアのオリジナル・ストーリーを「ローマで夜だった」のセルジオ・アミディ、「並木道」のルネ・バルジャヴェル、「世界のセクシー・ナイト」のエンニオ・フライアーノ、アルベルト・モラヴィア、ジャンニ・フランチョリーニ、エドアルド・アントン、ロドルフォ・ソネゴ、俳優のアルベルト・ソルディの八人が脚色し、「われら女性」(第四話)のジャンニ・フランチョリーニが監督したもの。撮影は「潜行突撃隊」のエンツォ・セラフィン、音楽は「史上最大の喜劇 地上最笑の作戦」のピエロ・ピッチオーニ。出演者は「好敵手」のアルベルト・ソルディ、「イタリア式離婚狂想曲」のマルチェロ・マストロヤンニ、「前進か死か」のドリアン・グレイ、「すてきなジェシカ」のシルヴァ・コシナ、ホルヘ・ミストラル、フランコ・ファブリッツィ、ガブリエレ・フェルゼッティなど。製作はマリオ・チェッキ・ゴーリ、イーストマンカラー・トータルスコープ。

1960年製作/イタリア・フランス合作
原題:Racconti d'estate
配給:松竹映配

ストーリー

真夏のリビエラ海岸にはさまざまな人々が集まる。クララは美しい人妻だが、遊び人のワルテルにすっかりのぼせ上っている。娘リーナは母親の行為が眼について仕方なく、ワルテルを追い払ってしまう。ドリアナ(ドリアン・グレイ)はかけ出しのグラマー女優。金持ちの男と結婚したがっているが、やっと見つけたのはハンサムだが、金には縁のないロムアルドだ。アリスタルコ(アルベルト・ソルディ)は金持ちの、だが肥満この上なしのオペラ歌手アイダの秘書兼恋人。そして女史の眼を盗み若い女ジャクリーヌと結婚の約束をする。が、ジャクリーヌのお目当てはお金。ところが女史は強引にアリスタルコとハネムーンに出発。それを見送るジャクリーヌの恨めしげな顔、彼の惨めな顔。若い刑事マルチェロ(マルチェロ・マストロヤンニ)は美しい女賊ミシェリーヌ(ミシェル・モルガン)を護送中だが、汽車の待ち合せ時間を利用してミシェリーヌの手錠をはずし海岸に来る。いつしか二人はお互いの身分を離れて愛し合い、故意に汽車の時間を見送る。そしてホテルで一夜を過ごした二人は、彼女が刑期を終えて出獄したら再会しようと誓う。レナタ(シルヴァ・コシナ)は美しい人妻だが、事業に失敗した夫サンドロが、偶然海岸で会った妻の昔の恋人であり実業家のフェラーリ(ガブリエレ・フェルゼッティ)から資金援助を考え、妻をそのおとりに使おうとする。レナタはそんな夫を軽蔑し、フェラーリもサンドロの考えを承知でレナタを誘惑する。サンドロは資金の援助を受け、事業の見通しも明るく海岸を去るが、同行して帰るレナタは苦い思い出に唇を噛みしめるばかりだった。

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スタッフ・キャスト

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