「ベルモンドの青春の光と影」勝負(かた)をつけろ シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
ベルモンドの青春の光と影
この映画が、『ラ・スクムーン』のオリジナルとは初めて知りましたが、こちらの方がすんなりと見やすい印象でした。美しいモノクロ画面に、若いベルモンドのクールなガンマン振りが魅力的です。若すぎてマフィアがビビるような強面には見えないかもしれないけど、フィルム・ノワールと言うより青春ドラマっぽいイメージです。原作者のジョゼ・ジョバンニもベルモンドも、よっぽど思い入れがあったのか、ベルモンドに貫禄がついてからリメイクしたのかも。役者では、ベルモンドのクールさが際立ちます。親友役のピエール・バネックも精悍な感じがいいです。どっかで見たことある役者さんだなと思ってたら、ベルモンドと『パリは燃えているか』に出ていた人でした。
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talismanさんのコメント
2022年9月11日
コメントありがとうございます。こっちのが良いですよね。シッカリトパンフを読んだのですが間違ってたら教えてください。
原作はジョゼ・ジョゼヴァンニ。その原作者が監督しちゃったのが「ラ・スクムーン」(1972)。
シネマディクトさんと私がこっちのがいいよね~が「勝負をつけろ」(1961)で監督はジャン・ベッケル。