情事(1962)のレビュー・感想・評価
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サメザメと泣く。
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社会的抑圧に於ける男と女の愛のすれ違い?
と言った事を印象に残るだろう。
否
邦題通り「情事」男と女の性差だよ。本性の違いだよ。
ヨーロッパへ行くと着衣の女性が乳房だけ出して乳を含ませる宗教画が目立つ。余り日本では見たことがなかったので、興味本意で写真まで撮った。
その様な場面が後半に登場する。片乳をジジイに含ませる絵。爺さんは恍惚に笑う。まァ、見ていて気持ちの良いモチーフとは言えない。
そして、クライマックス。
ネタバレ
それを後から憂鬱そうにもらい泣く。
サメザメと泣く。
実に矛盾した風景。
バカバカしい情事なのだと思う。
傑作だ。
因みに我が亡父は「こんな映画見るな」って言っていた。多分、今日初めてだと思う。
しかし、サスペンスが欠片もないので、やっと見終わった。
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村上春樹小説の元ネタっぽい
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ミケランジェロ・アントニオーニは他の作品にも感じる村上春樹っぽさ。この作品では突如消える主要人物ってところで感じます。消失に最後まで理由とかは提示されないとかも。
友人の誘惑に徐々に意識しだし、やがて落ちるモニカ・ヴィッティはエロいです。これだけでも見る価値あり。ラストシーンはさすが60年前の映画。今なら感情を出さない方がテーマがより表現できる気がしました。
言葉は印象的だ
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冒頭のアンナのセリフで会ってない時の方が
あれこれ考えてられるから幸せというのが
印象的だった。若さゆえ自分の性に悩みつつも
アンナは彼を好きなんだと思いましたが…
その後の展開は、、、さらに男性の行動…
まぁ傷ついてたんだろうね。で済ませれるかなぁ。
私だったらどぉだろう。
でも彼女の包み込む優しさには驚きました。
友を失い、傷つき、罪悪感を感じてたんだろうな…
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