灼熱の決闘

劇場公開日:

解説

S・S・ヴァサンが製作監督する、インドの有名な物語の映画化である。撮影はカマール・ゴッシュ。出演者はT・R・ラジクマリ、M・K・ラダー、ランジャン、スンドリ・バイ、ヤショードラ・カチューなど。

1951年製作/インド
原題:Chandralekha
配給:NCC
劇場公開日:1954年4月6日

ストーリー

インドのある農村の百姓娘チャンドラレーカ(T・R・ラジクマリ)は、ある夜、美しい青年(M・K・ラダー)と会い、たちまち二人は恋におちた。しかしその青年が、地方の王候の世つぎの王子ヴェールシングであることは知らなかった。ヴェールシングの弟シャシャンクはひそかに父の領土を奪おうと狙い、謀叛を起して民衆を恐怖のどん底におとしいれた。その上彼はチャンドラレーカの両親を殺し、彼女を我がものにしようとしたが、からくも彼女は逃れた。シャシャンクを捕えようとしたヴェールシングは逆に捕えられたが、チャンドラレーカと彼女の働くサーカス団の手引きで逃れた。シャシャンクの部下は二人を追って、チャンドラレーカだけを捕えた。ひそかに機をうかがっていたヴェールシングは、王宮で太鼓踊りの催しがあったときに乗じてシャシャンクを倒し、チャンドラレーカと結婚した。

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