「マルティーヌ・キャロル」愛すべき御婦人たち jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
マルティーヌ・キャロル
独身男性の結婚前の恋愛遍歴の回想物語だが
結婚後の波乱も暗示
ダリューとジェランが演じる
クリスティアーヌのエピソードには
オフュルスの「輪舞」のふたりを思い出す
色っぽくて自分勝手なミヌーシュは
策略家でもあった…
彼女を演じるマルティーヌ・キャロルが綺麗
そしてやっぱり入浴シーンあり
フィエールは高価なドレスをヒラヒラさせながら
玉を転がすような声で喋り、慈善活動に精をだしつつ
芸術家をつまみ食いする資産家未亡人デニスを演じている
そして底意地の悪さを垣間見せる
彼女は舞台人としても有名だが
偽善と芝居の関係を思ったりした
1940年にアメリカで
ナイロンストッキングが発売されたらしいが
この頃はまだ贅沢品だったのだろうか
1952年のフランス/イタリアのコメディ映画
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