進撃0号作戦

劇場公開日:

解説

一九一三年、偶然にもメキシコにやって来たイタリア人僧侶と、ドサ廻りのシェークスピア・アクターがひょんなことからメキシコ革命に捲き込まれるというコメディ。製作はマリオ・チェッキ・ゴーリ、監督は「スペシャリスト」のセルジオ・コルブッチ、撮影はアレハンドロ・ウローア(アレクサンダー・ウローア)が各々担当。出演はヴィットリオ・ガスマン、パオロ・ヴィラッジョ、エドゥアルド・ファヤルド、レオ・アンコリス、ロッサナ・ヤンニ、リカルド・ガローネ、ディアーナ・ソレルなど。

1973年製作/イタリア
原題:What Am I Doing in the Middle of A Revolution?
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1974年2月16日

ストーリー

一九一三年、メキシコのカトリック教会で牧師をしているイタリア人アルビーノ(P・ビラッジオ)とイタリア人の役者グイード・グイジ(V・ガスマン)はひょんなことで知り合った。折からのメキシコ革命勃発の大混乱の中で、座員たちは故国イタリアに帰りたがっていた。そんなとき、見しらぬメキシコ人ガリバルディ(R・ガロン)がグイードに近づいてきて、一座にとって好条件の公演を依頼した。それは、サンタ・クルス・ローヤル劇場に出演すれば、出演料の他に、イタリアへの旅費もはずむというのだ。もちろんグイードはこの話にとびついた。メキシコへ向う列車にはグイードだけでなくアルビーノ牧師も乗り合わせていた。イタリアから来た枢機卿をサンタ・クルスへ案内するためだ。一行の到着を歓迎したのは革命軍のリーダー、カラスコ(L・アンコリス)だった。一座を何かに利用するつもりらしい。異常が起こったのは劇も中ばにさしかかろうとしていたときだった。カラスコ一味の機関銃が一斉に火を吹き、観客席にいた高官たちが次々に狙い撃ちされた。まさに革命の幕明けだった。一座がイタリアに帰国しようとしていたとき、グイードがカラスコの部下に誘拐された。彼を枢機卿に扮させ利用しようという寸法だ。町が政府軍の反撃を浴びた混乱の中で、アルビーノは、グイードを本当の枢機卿と間違えた。手近な車に飛び乗って町の外へ走らせた。行く手では、政府軍に捕えられたカラスコが銃殺されようとしていた。驚いたアルビーノが車の一部に手をやると、すさまじい勢いで弾丸が飛び出し、政府軍の兵隊を射殺していた。彼がさわったのは機関銃の引き金だったのだ。だが革命軍におき去りにされた二人は政府軍の捕虜になり、銃殺されそうになったが、突然、飛行機からの銃撃があり、その隙に乗じて命からがらかけだした。

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