ベルリン大攻防戦

劇場公開日:

解説

ソビエトが国力を結集して描いたベルリンの攻防戦。監督はユーリー・オーゼロフ。脚本はユーリー・ボンダリョフ、とオスカル・クルガーノフ、ユーリー・オーゼロフの三人。撮影はイーゴリ・スラブネビッチ、音楽はユーリー・レヴィティン、編集はG・マリヤーモフが各々担当。出演はニコライ・オリャーリン、ラリーサ・ゴルーブキナ、ボリス・ザイデンベルグ、ミハイル・ウリヤーノフ、ウラッドレン・ダビードフ、ブフティ・ザカリアーゼ、O・ヤシケビッチ、Yu・ドゥーロフ、フリッツ・ディーツ、A・バレールなど。

1971年製作/ソ連
原題:The Battle For Berlin
配給:松竹映配
劇場公開日:1972年8月12日

ストーリー

クルスク大戦車戦、ドニエプル渡河大作戦、バグラチオン沼地突破作戦、ミンスク大戦車戦とドイツ軍を徐々に追いつめていったソ連軍は、ついにベルリンへの道を早める。ソ連軍は、ジューコフ元帥(ミハイル・ウリヤーノフ)、コロソフスキー元帥(ウラッドレン・ダビードフ)、コーネフ元師(V・シュクシン)の各首脳の三方面軍の部隊が主力であった。、一方、アメリカとイギリスの連合軍もベルリンへと急行していた。チャーチル首相(Yu・デューロフ)も、ソ連軍に遅れをとるまいとヒットラー(フリッツ・ディーツ)の密使とひそかに会談までするに至った。一方、ソ連軍と連合軍によって敗退の一途をたどっていたヒットラー、ゲッペルスらのドイツ首脳たちは隠れ家へと急いだ。ツベターエフ大尉(ニコライ・オリャーリン)は、長い戦闘の旅の末、ベルリンへと足を向けた。そして偶然にもドイツ皇帝官房に通じる地下トンネルに入った。トンネルには負傷したドイツ兵や老人、婦女、子供たちがいた。その頃、自らの命を守ることで精一杯なヒットラーは、愛人エバ・ブラウン(A・バレール)と密会を重ね、トンネルに水を流すことを命令した。どっとトンネルには水が流れ、ツベターエフ大尉は、部下やドイツ兵たちと協力して婦女子や老人を救出する。だが、その作業中、ツベターエフ大尉は事故で死を遂げる。いよいよベルリンの攻防戦が始まった。戦いは熾烈をきわめ、一九四一年六月二十二日以来、一四一〇日間の戦争は終った。凄絶な戦闘で、愛するツベターエフ大尉を失った看護婦ゾーヤ(ラリーサ・ゴルーブキナ)が総統本部の階段に座り、歓喜するソ連兵をよそに泣いていた。そこへワシリエフ中尉が近づき彼女の肩をやさしく抱いた。

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映画レビュー

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2024年1月25日
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マサシ
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