白鳥の湖(1968)

劇場公開日:

解説

チャイコフスキーの名作で三大バレエの一つ『白鳥の湖』の映画化。「眠れる森の美女」のアッポリナリー・ドゥドコ、コンスタンチン・セルゲーエフのコンビとイサーク・グリクマンが脚色を担当した。アッポリナリー・ドゥドコ、コンスタンチン・セルゲーエフは監督も担当している。撮影は、アナトリー・ナザーロフが担当。演奏はレニングラード国立アカデミー管弦楽団。振付は、マリウス・プチパ、レフ・イワノフ、コンスタンチン・セルゲーエフ。美術は、B・ブイコフ、V・ボーリン、M・アジージャンの共同担当。出演は、エレーナ・エフチェーエワ、ジョン・マルコフスキー、マフムド・エサンバエフ、A・カバロワ、他に、レニングラード・ワガノワ記念舞踊学校生徒。カラー、七〇ミリ。

1968年製作/ソ連
原題:Swan Lake
配給:東和
劇場公開日:1969年12月6日

ストーリー

成年に達した王子ジーグフリード(J・マルコフスキー)は母妃(A・カバロワ)に「明日の舞踏会で妻を選ぶように」と告げられ、動揺する気持を静めるため、森へ狩に向かった。そこで王子は、白鳥の群れを見つけ矢をつがえたが、その瞬間、白鳥は美しい娘にかわった。この娘はオデット(E・エフチェーエワ)といい、悪魔のロットバルト(M・エサンバエフ)の呪いで昼は白鳥の姿に変えられ、夜だけ入間の姿にもどることができるのだった。王子はオデットの美しさに魅せられ、二人は永遠の愛を誓った。舞踊会の夜、王子は、オデットの姿を待ちわび、他の令嬢たちには目もくれなかった。そんな王子の前に、やっとオデットがあらわれた。喜びに輝く王子。そして王子は母妃に、オデットを妻にすると告げた。ところが、これはすべてロンバルトの企らみで、オデットと思ったのは、ロンバルトの娘オディールだった。すべてを知った王子は、狂気のように森をさまよい悲しみにしずむ、オデットを見いだし、自身の誤ちをわびた。ロンバルトはこれをみて怒り、王子たちに襲いかかったが、二人の愛は強く、ロンバルトは、破れさった。

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