「ジミー・ウォング全開!」スカイ・ハイ(1975) shantiさんの映画レビュー(感想・評価)
ジミー・ウォング全開!
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ジミー・ウォングがやりたい放題にやって撮った作品。クンフー・ファイトもバリバリ。金髪キラーもバリバリ。ジェームズ・ボンドもカンフーでしこたま痛め付けた挙句の口に手榴弾を噛ませて爆殺。若きデブゴンもタジタジ。マッドマックスのイモータン・ジョーもまたタジタジ。何せジミー・ウォングが絶対一番であり続ける。ジャッキー・チェン、ブルース・リー以前のカンフースターが燦然と輝き、まさに「香港から来た男」ここに有りである。見せ場のファイティングシーンを動きやすさ重視の爺さんがラヂオ体操で着用しているような紺の4本線のジャージ上下で、カッコ良さを度外視して撮影したのも中々攻めているジミー・ウォングである。ブルース・リーの黄色いトラックスーツはこれをモチーフによりスタイリッシュな衣装として採用したのではないだろうか?テーマソングの「スカイ・ハイ」はミルマス・カラスではなく、こちらが最初だそうだ。
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