誕生の詩

劇場公開日:

解説

人間が育ち、愛を知った男女二人が結婚し出産するまでの過程を科学的に描いた作品。製作はピエロ・カゼリーニ、監督はウッフェ・ビエリン、脚本はマルセル・アンデルセンとエリザベス・アンデルセン、撮影はアスビヨン・クリスチャンセン、音楽はギュンター・スタインベルガーが各々担当している。出演はヤン・ニルソン、ヤンヌ・サリング、カーチャ・コフォエドなど。日本語台本は岩城京子。ナレーターは見城美枝子。

1982年製作/デンマーク
原題:The Birth
配給:松竹=富士映画
劇場公開日:1982年5月29日

ストーリー

コペンハーゲンで生まれたヤンとスザンヌは五歳。この時期の子供は男女の意識が全くない。スザンヌは十五歳、乳房は隆起し、性毛は濃くなる。ヤンも骨格はがっしりし、喉仏も突出し、性毛も濃くなり、髭もはえてくる。夢精も経験する。二人は十八歳になり、セックスの経験をする前に、避妊の方法を学ぶ。キス、愛撫、ペッティング、そして性交と、二人は理想的な初体験をすることができた。二十歳をむかえて二人は婚約する。二人の友人が集ったパーティの席で、ヤニー、カーチャ、ラースが浮かぬ顔をしていた。ヤニーは避妊をせずに性交したため妊娠、カーチャは数人の男に強姦され梅毒をうつされたのである。そして、ラースは両性愛で、恋人はいるけど、女性と抱きあって恍惚とする自分の姿を考えて、異常ではないかと悩む。ヤンとスザンヌは結婚し、スザンヌは妊娠した。スザンヌは自然出産の権威であるミシェル・オダン博士の指導を得て、自然のリズムに従って赤ん坊を出産した。

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