モンティ・パイソン ライフ・オブ・ブライアン
劇場公開日:1981年12月19日
解説
救世主イエス・キリストの偉大な生涯をパロディ化したナンセンス・ギャグ映画で“モンティ・パイソン”シリーズの第四弾。製作総指揮はジョージ・ハリソンとデニス・オブライエン、製作はジョン・ゴールドストーン、監督はテリー・ジョーンズ、脚本はモンティ・パイソン・チーム、撮影はビーター・ビジウ、デザイン&アニメはテリー・ギリアム、衣裳はヘイゼル・ペッシンクとチャールズ・ノッドが各々担当。出演はテリー・ジョーンズ、グラハム・チャップマン、マイケル・ペリン、ジョン・クリース、エリック・アイドル、テリー・ギリアム、ケン・コリー、スー・ジョンズ・ディヴィス、ジョージ・ハリソンなど。(日本語版スタッフは高桑慎一、大野隆一、堀邦四郎、三枝進が担当。声の出演は納谷悟郎、山田康雄、広川太一郎、青野武、飯塚昭三、古川登志夫、増山江威子、藤村俊二)。
1979年製作/93分/イギリス
原題または英題:Monty Python's Life of Brian
配給:テレキャスジャパン
劇場公開日:1981年12月19日
ストーリー
ローマ帝政時代。ユダヤの国で一人の男児がかいば桶の中で誕生した。星に導かれ東方から来た三賢人は、この男児こそが救世主であると信じた。実は普通の人であるこの男児ブライアンの悲劇はこうして始まった。成長したブライアン(テリー・ジョーンズ)の仕事は、コロセアムで支配階級のエリートに帝国主義者向け食品を売る事。このころ、ユダヤはローマ帝国の支配下にありローマ帝政に対する不満が世に満ちていた。そして、多くのユダヤ革命軍がゲリラ戦を展開していた。そのテロリスト・グループの一つ“ユダヤ人民戦線”の女性闘士ジュディス(スー・ジョンズ・ディヴィス)にひかれだブライアンは、やがて人民戦線の一員に加わり、宮殿を襲う一味の下についた。その計画を実行に移している途中で、ガリラヤ解放軍とばったりハチ合せたブライアンらは、そこで殺し合いを展開するが、彼は一人生き残り、ローマ軍に捕えられ牢ヘと連行される。途中で逃げ出し塔に追いつめられた彼は、飛び降りるが、またもや宇宙船に助けられ命を取りとめる。さらに逃亡を続ける彼は、説教師になりすまし、偶然にも信者の信頼を得て、彼は救世主として絶大な信望を得てしまった。彼を利用しようとする革命軍と、ピラト長官(マイケル・ペリン)率いるローマ軍の両方から狙われるブライアン。遂にローマ兵に逮捕され、ピラトの命令で礫に処せられることになった彼を救おうと必死に革命軍を説得するジュディス。やがてピラトがそれに応じ百人隊を派遣するが、隊長は別人を誤って釈放。ブライアンの期待は次々に裏切られるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- テリー・ジョーンズ
- 脚本
- モンティ・パイソン・チーム
- 製作総指揮
- ジョージ・ハリスン
- デニス・オブライエン
- 製作
- ジョン・ゴールドストーン
- 撮影
- ピーター・ビジウ
- デザイン&アニメーション
- テリー・ギリアム
- 衣装デザイン
- ヘイゼル・ペッシング
- チャールズ・ノッド
- 字幕監修
- 菊地浩司