ロレンツォのオイル 命の詩のレビュー・感想・評価
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勇者、賢者、聖者、そして物語。
お涙頂戴する暇のない、ハラハラドキドキの見事なドラマでした。
苦難に立ち向かう勇者、
近くにいる賢者、
やがて出会う聖者。
フュリオサ、アラビアンナイト、ベイブなど、
ジョージミラー製作脚本監督作品に一貫する強い信念が、
堂々と万人向けの物語として
結晶作用、まさに圧巻でした。
違う見方をすれば、主人公は正しくないようにみえる。
そんなことを考えさせる余地がありました。
俳優もカメラもやっぱりいいです。
元医者が監督した〘副腎白質ジストロフィー(ALD)という不治の病に...
元医者が監督した〘副腎白質ジストロフィー(ALD)という不治の病に冒された息子を救うため、奮闘する両親の姿を描く実話をもとにしたヒューマン医療ドラマ。〙
2024年公開で大泉洋主演の実話ベースのヒューマン医療ドラマ『ディア・ファミリー』に通じる?〘世界で17万人の命を救った、大動脈内バルーンパンピング(IABP)カテーテルの誕生にまつわる実話を映画化。〙
冒頭でのアフリカ映像とアフリカン音楽がとても心地よかった・・・なぜ?と思ったけど。
5歳から10歳の子に罹る難病。1984年当時、発症後は2年以内に死ぬことがわかっていて、具体的な治療法はない。そのため食事療法が中心となり、医学会側の集会にも積極的に参加する夫妻。医学に口を出すな!といった態度が露骨に見え隠れする中、ある食事は脂肪酸値を上げ病状が悪化するなどといった患者側の主張は無視されたりする。そして、素人なりに研究に没頭する2人。オリーブ油から有害物質を取り除くという有益な方法も、患者数の少なさのため投資をしない製薬会社など、医学に対する疑問も生まれてくる。
ロレンツォに効果が現われた。発表するやいなや家族たちがFDAの承認など待てないとして、オイルを求める。エンドロールでは“ロレンツォのオイル”によって助かった子供たちの映像。とにかく主人公夫妻が医者でないことが凄い事実。恐れ入りました。
だけど、終盤にあった台詞で「マンハッタン計画だって28か月で完成したんだ」という部分が嫌い。人の命を多く救うために、なぜ大量殺りく兵器を比較に出すんだろうか・・・
ロレンツォの子役の演技が非常に上手く、もう死ぬ寸前、ミケーラももう...
ロレンツォの子役の演技が非常に上手く、もう死ぬ寸前、ミケーラももう諦めかけるみたいなシーンで泣いてしまった。
希望を残すラスト。凄い話だと思う。
実話なんですね。しかもそんな昔じゃない。 素直に家族の子を想う気持...
実話なんですね。しかもそんな昔じゃない。
素直に家族の子を想う気持ちに感動しました。
ロレンツォを介護していくうちに、母も疲労でおかしくなっていく姿は辛かった。
見応えあった
ALD という難病の息子を助けるために、医療は素人なのに治療効果のあるオイルを自ら開発した夫妻の実話に基づいた映画。
1992年の作品だけど新薬導入のジレンマや、藁をもすがりたいと思う患者の家族の気持ちが痛いほど描かれていた。
この映画を観てて昔の日本映画「震える舌」を思い出した。
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