蛇女の脅怖

解説

「吸血鬼の接吻」のジョン・エルダーの脚本を、「妖女ゴーゴン」のジョン・ギリングが監督した蛇人種の恐るべき執念をテーマにした恐怖映画。撮影はアーサー・グラント、音楽はドン・バンクスが担当した。出演はノエル・ウィルマン、ジェニファー・ダニエル、レイ・ヴァレットほか。製作はアンソニー・ネルソン・キース。

1965年製作/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:The Reptile

ストーリー

イギリスの片田舎。トムは、この地に住んでいた弟が変死したので妻バレリー(ジェニファー・ダニエル)をつれてやって来た。家の中が何者かに荒されていたので、2人は犯人をさがしに出かけた。その頃、村ではピーターという男が変死し、彼の首には2つの疵あとがあった。念のために、チャールスの墓を掘って遺体を調べると、彼の首にも同じような疵があり、蛇にかまれた疵あととそっくりであった。数日後、トムの友人ハリーは、村に住むフランクリン博士(ノエル・ウィルマン)と娘のアンナ(ジャクリーン・ピアス)に招待された。その時博士は、昔自分たち一家はボルネオにいたので寒さに弱いことと、アンナが時々、行方不明になることなどを話した。ハリーがアンナから呼びだしを受けたのは、それから間もなくだった。彼女の家を訪問すると彼女の姿はなく、突如現われた蛇のような怪物に首をかまれたが、一命はとりとめた。ハリーの災難を知ったバレリーはアンナのもとをたずねると、フランクリン博士が蛇に似た生物を殺そうとしていた。思わず発したバレリーの悲鳴に、マレー人の召使いが現れ、博士を殺そうとしたが逆に殺されてしまった。次に博士はバレリーを捕まえ、アンナにまつわる秘密を語りだした。ボルネオにいた時、奥地に住む蛇人種に捕らわれたアンナは蛇女にされてしまったのだと。それは博士が蛇人種の秘密を世界に発表した報いであった。そこへ蛇女になったアンナが現れて、博士をかみ殺した。そこへトムが現れてバレリーを救ったが、折りから地下室から火が出て博士の家をつつみ、アンナは焼け死んだ。

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