グラマーと吸血鬼

解説

ピエロ・レニヨリの演出した怪奇エロチック・ドラマ。撮影は「セクシーワールド」のアルド・グレーチ、音楽はアルド・ピガが担当した。出演はリラ・ロッコ、ウォルター・ブランディ、アルフッド・リッツォ、レオナルド・ボッタほか。

1963年製作/アメリカ
原題:The Playgirls and the Vampire

ストーリー

旅まわりの踊子達一行は、次の興行地へ向かう途中、嵐のために立往生して奇怪な出来事の起こるといわれる城へ避難した。城主のガボール伯爵(ウォルター・ブランディ)は、不承々々一行の避難を許可した。夜。踊子のカチアは仲間のベラ(リラ・ロッコ)のコートをかりてシャワーを捜しに、城主の夜部屋を離れてはいけない、という言葉を気にもとめず部屋を出た。翌朝、彼女の死体が発見された。そして埋葬された死体がいつの間にか消えているのに、ベラは戦慄した。ある夜、ベラは吸血鬼に襲われた。吸血鬼の仕業だったのだ。狂気な欲情をムキ出しにして血を吸う吸血鬼にベラも意識をなくした。翌朝、鏡に襟元に牙の跡を見て、恐ろしさのあまり城を出ようと身仕度するベラに、再び吸血鬼は襲いかかり、彼女を城の低地にある墓へ連れこんだ。ベラを捜していた伯爵は、吸血鬼を発見、2人は死闘を続ける。隙をみて伯爵は暗い墓地に光を入れるためのカーテンを開けた。吸血鬼はみるまに白骨に変わり、崩れ去った。

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