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3.5ドロシー・アーズナー監督の楽しい恋愛映画

2022年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。

ドロシー・アーズナー監督作品なので観に行ったら、とても楽しいラブロマンス映画💗
微笑んだり心配したり……気持ち揺すられる佳作。
タイトルは、乾杯の挨拶「MERRILY WE GO TO HELL」から…🍻

冒頭から酔っぱらった男がバルコニーにいる。彼はジェリーという新聞記者(フレドリック・マーチ)。
室内でキスを迫られてバルコニーに逃げ出して来た女性がジョーン(シルヴィア・シドニー)だったが、ジョーンはジェリーに気付き。ジェリーの甘い言葉に誘われてキスをする。
ただ、ジェリーは酔っぱらっていて、お互いの名前を言い合った直後に「What’s your name? Joan」(笑)
このジョーンは大富豪の娘なので、彼女が住む屋敷はやたら広い。
彼女はジェリーを家に呼んで父親と会わせようとするが、ジェリーは遅刻してくる。
遅刻したジェリーを父親は好きでないが、結婚するという話を「内緒だよ」と言いながら酒場のアチコチで喋るジェリー。とうとう新聞に「大富豪の娘が、金目当ての男と結婚」なるゴシップ記事が載る。
ジョーンの父親は「君に5万ドルやるから、娘との結婚を諦めろ」と言うが、「彼女の価値はそんなもんじゃない」とジェリーは言って、本当に、二人は結婚するのだが……といった話が続く。
(以下、割愛)

また、大勢のダンスホールを俯瞰で捉えたカメラが、次の瞬間には鏡に映る人の姿となる編集は上手いと思った。

やはり、ドロシー・アーズナー監督作は見逃してはならないと思える楽しい映画だった。

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たいちぃ