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「私の殺した男」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「私の殺した男」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
見放題 月額600円(税込)~ 今すぐ見る
Amazon Prime Video

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配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

30日間

月額料金

月額プラン600円(税込)/年間プラン5,900円(税込)※広告フリー月額390円

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※会員特典対象動画を同時に3本までストリーミング再生可能/同じ動画は一度に2台までの端末でストリーミング再生可能

特典
(ポイント付与等)

Prime会員となり、無料のお急ぎ便で購入したり、100万曲以上の音楽が揃っているPrime Musicへのアクセス、容量無制限のAmazon Photosも利用できる

支払い方法

クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners)、携帯決済(docomo/au/SoftBank)、あと払い (ペイディ)、PayPay(ペイペイ)、Amazonギフトカード、パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)

映画作品数

20,300本以上

ドラマ作品数

3,200本以上

アニメ作品数

1,200本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


解説

「陽気な中尉さん」「モンテカルロ」のエルンスト・ルビッチがトーキーになってから始めて手がけたシリアス・ドラマで原作は「シラノ・ド・ベルジュラック」で有名なエドモン・ロスタンの息モウリス・ロスタンの筆になる舞台劇。それをレジナルト・バークレイが手を加えて改作し更に「陽気な中尉さん」と同様サムソン・ラファエルソンとエルネスト・ヴァイダが協力してシナリオにまとめ上げたもので撮影は「龍の娘」「失われた抱擁」のヴィクター・ミルナーが担任。主なる出演者を挙げれば「侠盗ヴァレンタイン」のライオネル・バリモア、「盗まれた天国」「夜の天使」のナンシー・キャロル、「アメリカの悲劇」「光に叛く者」のフィリップス・ホームズ、「モンテカルロ」のザス・ピッツ、ルイス・カーター、ルシアン・リトルフィールド等である。
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あらすじ

西部戦線。ポールは若いドイツの兵士を銃剣で刺殺した。同時に彼は己のした事に激しい恐怖を感じた。その死体から彼はその兵士の名と村を書いた手紙を見いだしてその兵士が愛人に宛てて書いた手紙の最後のページを読んだ。非常にセンシティヴな若者であったポールは恰も己が普通の場合に人を殺したように懊惱した。それは常に彼の心を苦しめ、ついに戦いが終わった後ポールは彼が殺した男の故郷をドイツに訪れそしてその家族の許しを乞うこととした。彼に殺された若者の父はホルダアリンという医学博士だった。妻と亡き息子の許嫁エルザと共に住んでいた。この人は激しくフランス人を憎んでいた。彼にとってすべてのフランス人は息子の殺害者であり、村全体もまたフランス人を憎むこと甚だしかった。ポールはその村に着くとすぐ己の殺した男の墓に詣で、花を捧げた。エルザは亡き愛人の墓前にひざまづいて泣いている旅人をいぶかしげに見ていた。墓守りはその旅人がフランス人であることを村中にふれ歩いた。やがてポールは博士の家を訪れた。ホルダアリンは旅人の名を聞いた時それがフランス人であることを知り、険しい眼で彼を見、やがて出て行ってくれといった。ポールは一言でいいから聞いてくれと乞うた。そして絶望のうちに恐ろしい告白をしようとしたが、不幸にもその父親は彼が死んだ息子の友人であったというように信じただけで終わった。それはエルザが戻ってきて一人のフランス人が彼女の愛人の墓に花を捧げていたことを告げたのでホルダアリンはこのたび人が息子と親しかったのだと信じたのであった。憎しみは愛情に変わった。ポールは老夫婦のパセティック喜びを見てついに告白の機を逸してしまった。それからポールはたびたびこの家を訪れ家族は彼を快くもてなした。村はこのフランス嫌いの老人が一人のフランス人を迎えている姿を見ていろいろと噂した。そして彼の友人達は極めて冷ややかになりことにエルザを貰おうと思っていたシュルツという男はホルダアリンを非難さえした。けれどその頃ホルダアリンは敵だった国民を憎むことの愚かしさをしり、村人の狭い心を斥けた。そして息子を殺されたことに対してフランス人を責めていた彼は戦争とその飽くなき残虐を呪うようになった。またポールは彼に新しいフランス人への理解を与え、これがためホルダアリンは己と同じように息子を失ったフランス人の父親のことを考えはじめた。更に彼の熱心はこれをそのまま村の同じような父親にひろげた。けれどポールは己の恐ろしい心の要求に更に怖え、エルザに国へ帰ることを告げた。エルザは彼が己を愛していることを知っていた。そして彼がいま国へ帰るというのは自分が死んだ男と婚約していたからだと思った。そこで彼女は亡き許嫁から来た最後の手紙を持って来た。それには彼が例え死んでもそれによって彼女の幸福を妨げることを欲しない旨がが書かれてあった。そして彼女は最後のページをめくった。ポールはついに耐えきれず一切を彼女に告白した。そして今己が自殺しようとしていることを告げた。ポールはすぐにホルダアリンの許に走って同じ告白を始めるがエルザはそれをさえぎってポールはこの村に永住することを告げに来たのだと言った。老夫婦は非常に喜んだ。やがて二人切りになった時エルザは今になって真を語って逃げ出すのは卑法だと言った。ポールのついに思い直して己が殺した男の両親と愛人の幸福へ己の一身を捧げる決心をしたのであった。
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5.0
投稿日:2020-12-13
エルンスト・ルビッチ監督で観たのは
「エノチカ」「天国は待ってくれる」
のユーモア優先の作品ばかりだったが、
この「私の殺した男」は
短い上映時間ながらも、
一転して(こちらの方が先ですが)
シリアス優先で深い内容の映画だった。

彼が殺した男の両親が、
勘違いして優しく接してくるシーンでは、
どうして罪を告白しない、
このままでは後でより大きな問題に発展
しかねないし、十字架が更に重くなる
ではないかと声を上げたくなったが、
これがラストシーンへの伏線だったことに、
この瞬間は気付かなかった。

彼の、殺した男の家族と許嫁への登場は、
家族の意識に大きな変化をもたらし、
特に父親の相手国の個人や国民へ
向かう憎しみが間違いだった
との認識にまで導いた。
これも家族の彼への誤解の結果ではあるが、
しかし、勘違いながらも相手への
優しい想いがあれば、お互いの障害を排し
平和をもたらすとの教訓にも思える。

ラストシーン、殺した男の許嫁に諭されて、
御両親の意向に添う決断をするが、
告白と許しを請う想いを封印して
己を捨て他人のために生きるという、
それが彼なりの懺悔であると理解し
別の意味での重い十字架を背負った瞬間
だったのだろう。

こんな素晴らしい映画を上回る作品が
他にあるのか、まだまだルビッチ探索
が続いてしまいそうだ。

追記
レンタルビデオの期間内に再度鑑賞。
最初の鑑賞では認識不足だったエピソード
の理解も進み、より一層涙腺が緩みました。
次の大戦を予感しつつも、
人類の融和を期待するルビッチ監督の想い
に多大な感動を覚え、
星を更に加え
🌟🌟🌟🌟🌟に変更させて頂きました。
鑑賞日:2020年12月12日 DVD/BDで鑑賞

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