劇場公開日 1987年4月18日

「ダイアン・キートン、永遠のインテリ好き」ロンリー・ハート(1986) なかじwithみゆさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 ダイアン・キートン、永遠のインテリ好き

2025年10月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

悲しい

なかなか軽い気持ちで観られる内容ではないが、
観るとやはりジョルジュ・ドルリューのスコアがまるで
三姉妹の泣き笑いを抱擁しているようで、いつまでも
聴いていたくなる。

卵巣の問題を気にかけ男性に奥手な長女と
欲しいものは全て手に入れる次女と
好き勝手やり過ぎな三女。
でも母親の葬式の朝、バナナスプリットを5皿食べて葬式の最中に吐くなど、どこか共通項のある姉妹。
ダイアン・キートンとジェシカ・ラングとシシー・スペイセクの競演だが、
(まあ3人ともアカデミー女優賞獲得しているので、見せ場といえば全てのシーン興味深いが)
どうやって力を抜くか、バランスを考えているように
控えめな演技を感じる。

サム・シェパードは頑なに前歯を治さないが、
まあスタイルが良く、脚は背の半分以上あるのではないか
と見えるほどカッコいい。
コレじゃ周りの人は、ほっとかない。
ちょうど本作撮影中、インテリ好きのダイアン・キートンとサム・シェパードは噂になっていた、
ようなニュースを見たような。
さすが、ダイアン・キートン。
どうしたらウディ・アレンのあとウォーレン・ベイティに
サム・シェパードなのか幅が広すぎて、
目眩がする。

なかじwithみゆ
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