ロイドの喜劇の世界
劇場公開日:1962年11月23日
解説
1920年代から30年代にかけて一世を風靡したロイドの喜劇の代表作を集めた作品による一代記である。製作・主演はハロルド・ロイド。音楽はウォルター・シャーフ、台詞はアート・ロスが担当している。なお無声映画の部分のセリフ回しは牧野周一がうけもっている。
1962年製作/94分/アメリカ
原題または英題:Harold Lloyd's World of Comedy
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1962年11月23日
ストーリー
主な収録作品は、『要心無用 SAFETY LAST(1923)』高層ビルの壁面をよじ登るロイド君、いま一歩という所で足を滑らせて…夢中で大時計の針にしがみついた 『ロイドの人気者 The Freshman(1925)』カレッジ新入生のロイド君はフットボールのスターを夢見ているが先輩諸君にバカにされ通し。彼は純情な恋人のために試合では大活躍! 『ロイドの初恋 Hot Water(1924)』いとしの許婚者を喜ばそうとして持てないくらいの買い物をすれば生きた七面鳥を景品に貰って悪戦苦闘、やっと家にたどり着いて新車でドライブしようと思えば真っ先に乗りこんだのは彼女の父親、そしてジャリの弟まで。やっとハンドルの前に座ってテキスト片手の運転…。 『ロイドの巨人征服 Why Worry(1926)』大金持ちの青年紳士ロイド君、革命の真っ只中のメキシコにやってきたがホテルどころか牢獄に案内された。同房の巨人の力を借りてまんまと脱出したけれど今度はロイド君が恩返しする番。鉄のような巨人の虫歯を抜いてやらんものと大奮闘 『猛進ロイド Girl Shy(1924)』汽車で一目惚れした婦人が結婚サギ師の罠にかかったと知ったロイド君、彼女を救わんと、抱腹絶倒の大追跡! 『ロイドのエジプト博士 Professor Beware(1938)』警官に追われたロイド氏と彼女、工事場の天幕に車ごと潜り込んで珍妙な逃走を展開! 『ロイドの活動狂 Movie Crazy(1932ートーキー)』ひょんなことからパーティーに出たロイド君。すり替わった奇術師の上衣を着て御婦人のお相手を。次から次へ珍事が起こる。 『足が第一 Feet First(1930ートーキー)』追われて郵便行嚢に潜り込んだのが運の尽き、ドサリと落ちたところがペンキ屋の足場。やっと袋を破いて見れば地上は遥か足の下。
スタッフ・キャスト
- 台詞
- アート・ロス
- 製作
- ハロルド・ロイド
- 音楽
- ウォルター・シャーフ
- レオ・シューケン
- ジャック・ヘイズ
- Sid Sidney
- Vinton Vernon
- 音響効果
- Del Harris
- 編集
- ダンカン・マンスフィールド
- ストーリー監修
- ハロルド・ロイド・Jr.