ローナ・ドゥーン

解説

リチャード・D・ブラックモア氏原作の小説をキャセリン・スピア・リード女史が脚色し、モーリス・トゥールヌール氏が自ら監督したもので、主役は「女性を讃えよ」「人生の闘争」等出演のマッジ・ベラミー嬢「結婚とは」で久し振りに姿を見せたフランク・キーナン氏、「快男子ソーヤー」で男を挙げたジョン・ボワーズ氏である。衣装劇であり、同時にロマンスである。

1923年製作/アメリカ
原題:Lorna Donne

ストーリー

英国中世紀の物語である。ローナ伯爵夫人と娘ローナとは賊の首領エンサー・ドゥローンという悪貴族に誘拐されたが、エンサーは彼女を己が子の様に可愛いがって保護を加えた。彼が死後カーヴァー・ドゥーンという新しい首領が彼女を強制的に妻にしようとしたが、ローナの幼な馴染みのジョン・リッドが助けて呉れた。ローナの素性が知れて、彼女は宮廷に召し出される事に成ったが、彼女は愛するジョンの為に名誉と地位を抛って田舎に来た。2人の結婚式の日ドゥーン一味の悪人はローナを狙撃した。ジョンは村人を率いて悪人を全滅し、ローナを介抱して平和なる生活に入る。

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