離婚希望

解説

「固唾を呑んで」に続いてアル・クリスチー氏が制作し、ビ・ディー・シー社から発売した第2回長編喜劇活劇で、原作はハーバート・ホール・ウィンスロウ氏とエミル・ナイトレイ氏合作になる舞台劇「君の妻は何をして居るね?」である。脚色はF・マッグルー・ウィリス氏、監督は「固唾を呑んで」と同じくスコット・シドニー氏で、主役は「アダムとエヴァ」「負けじ魂」主演のT・ロイ・バーンズ氏、「独身倶楽部」「結婚とは」等のハリー・マイヤース氏「燃ゆる砂」「ヤング・ラジャー」のワンダ・ホウリー嬢「バヴー」のシルヴィア・ブリーマー嬢「固唾を呑んで」のタリー・マーシャル氏、その他の人々である。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:Reckless Romance

ストーリー

ジェリーはエディスと結婚したかったが彼女の父のリマーズ判事はジェリーが怠け者なのを知っていたのでなかなか許さず、もし彼が最近叔父から譲られた1万ドルを30日間失わずにいたら結婚を許してやると申し出した。ジェリーは5千ドルを石油株に、残りの5千ドルを土地に投資して終わったので仕方なく友達のスキナーの所へ相談に行った。スキナーは妻君のビートリスと結婚したばかりなのだが、祖父が2人の結婚を許さず、離婚しなければ財産を譲らぬと頑張っていた所なので、一計を案じ、ジェリーとビートリスとが怪しい仲であるように見せかけ、一度離婚した上で祖父から財産を貰い、再びスキナーとビートリスとが結婚する事にした。ジェリーはお礼に1万ドルくれるというので乗り気になったが、スキナーが祖父を連れて北時にいろいろの行き違いで計画がうまく行かず、散々の大騒動となったが、結局祖父はビートリスが気に入ってスキナーは離婚しないでも良い事になり、一方ジェリーも投資した金が何倍にもなって戻って来たので、無事エディスと結婚することが出来た。批評ー非常に面白い喜劇で、興行価値もある。(ウォールド誌シ・エス・スウエル氏)

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