ライノ!

劇場公開日:

解説

記録映画作家のアート・アーサーがストーリーを書き、彼自身がアーサー・ワイスと共同で脚色、脚本家アイヴァン・トースが演出した探険隊のドラマ。撮影はセヴン・パーソンとラマー・ボーレン、音楽は「危険がいっぱい」のラロ・シフリンが担当した。動物の取り扱いはアイアン・プレイアーが指導した。製作はベン・チャップマン。出演は「キング・オブ・キングス(1961)」のハリー・ガーディノ、「魚雷艇109」のロバート・カルプ、シャーリー・イートンほか原住民たち多数。

1964年製作/91分/アメリカ
原題:Rhino
配給:MGM
劇場公開日:1964年7月7日

ストーリー

アレック(ハリー・ガーディノ)は、15年もアフリカに住む腕ききの白人ハンターだが、金になれば密猟もする、したたか者だ。一方ハンロン博士(ロバート・カルプ)は、年々減る一方の動物たちの保護を真剣に考える動物学者。そこでハンロン博士が考え出したのが、麻薬銃。これは、麻薬をライフル銃やピストルにつめ、動物たちに発射して、眠らせるというもの。しかし、これを実際に役立たせるには、動物たちに対する麻薬の量が分からねばならない。ハンロン博士は、ガイドにアレックを雇い、実地試験に出発した。この探険隊の最終目的は、密猟のためほとんど絶滅にひんしている白サイを生け捕りにすることだ。が、アレックは、これを利用して、白サイを生け捕り、闇商人に2000ドルで売りとばそうとしていた。そんなある日、機を見たアレックは、ハンロン博士をだまし機材を積んだトラックを持って逃げ出した。しかし、これに気づいたハンロン博士は、アレックを探し出し、トラックを取り返し、また探険を続けた。道中2人は激しい争いをくりかえした。が、お互いに、今度の仕事には相手が必要なことを知り、仲直りした。そんなとき、象を撃とうとしたアレックが毒蛇にかまれた。ハンロン博士はそんなアレックに解毒剤を注射し、命を救った。アレックは心からハンロン博士をしたうようになった。そしてついに白サイが現れた。ハンロン博士の新武器麻薬銃が発射され、白サイを眠らせた。実験は成功した。ハンロン博士の動物保護計画は次々に実行に移されていったのだった。

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