無法者の掟(1923)

解説

ピクトリアル・レヴィウ誌に掲載されたコンラッド・ベルコヴイチの原作を、E・ロイド・シェルドンとエドフリッド・A・ビンガムとが脚色し、「埃乃の月」「アンナの昇天」等と同じくヴィクター・フレミングが監督したもので、「濃霧を衝いて」「埃乃の月」等主演のドロシー・ダルトンが、「アダムス・リブ」「愚か者の楽園」等出演のセオドア・コスロフを対手役として製作した活劇。その他シャルル・ド・ローシュやタリー・マーシャル、マーガレット・ルーミス等が共演している。

1923年製作/アメリカ
原題:The Law of the Lawless

ストーリー

町から町を漂い歩くジプシーの娘サハンデは父の負債を払う金を得るために競買台へ立たせられ一番良い値段をつけた男に売り渡される事になった。ジプシーの酋長コスタは擲って、彼女を許嫁センダーの手から奪った。しかし彼はサハンデの激しい抵抗をみて10日経ったら妻として愛を尽くすか、又はセンダーを自分と戦わせるか、どちらかを選べと彼女に要求した。これを聞いたセンダーは部下を率いて単身のコスタを捕え、彼を塔中に幽閉したがその塔は火に包まれた。この卑劣な行を見たサハンデは初めてコスタの男らしさに目覚め、彼を猛火のうちより救った。センダーとコスタとは猛火中に大格闘、センダーは遂に火中に投げ込まれる。サハンデはコスタとの愛に幸福を味わう身となった。

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