MOON44のレビュー・感想・評価
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エメリッヒ監督の無名西独逸時代の最終作
基本的に西ドイツ映画で、同国のみの劇場公開らしい。
日本やアメリカではビデオスルーで、自身は‘90年代の出たての頃にレンタルで鑑賞した。
当時は「無名監督のドイツ映画」だったものの、『ストリート・オブ・ファイヤー』で頭角を表し始めたマイケル・パレに、マルコム・マクダウェルまで出演のSF(宇宙)ものだったので、興味で借りてみる気になった。
ストーリー的には、宇宙の資源惑星での資源開発を巡った陰謀ものという感じの展開。
まだマイケル・パレが若々しく、将来性を感じさせる良い感じだったのと、いつものお約束ごとを裏切らない役回りのマルコム・マクダウェル氏を楽しめた。
イメージ的には、やはりマルコム・マクダウェル氏が登場する現代が舞台のハイテク・ヘリコプターを巡る陰謀ものの『ブルー・サンダー』と被る感じもあったかな?
この作品以降、エメリッヒ監督があれ程大化けするとは、この作品当時には全く考え及にませんでしたね。
結構気に入りはしたものの、やはりビデオスルーなりのレベルの作品のように、当時は思いましたから。
因みに音楽担当のジョエル・ゴールドスミス氏は、既に有名だったジェリー・ゴールドスミス氏が実父だという事を知って、当時「おぉ〜っ!」って感じでした。
残念な事に、早死にされたようで、既に故人となっております…..
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