魔境ベンガル
劇場公開日:1965年10月28日
解説
古くから活劇映画等に出演していたというハリー・シェンクがマレイ連邦州ペレクの酋長の後援を得て、1931年9月から数ケ月を費してマレイ叢林の野生動物を撮影したドキュメント作品(別名「スラダング」)。就中スラダングと呼ばれる性質獰猛な野牛が映画のキャメラに収められたのは之を以て嚆矢とする由である。
1933年製作/アメリカ
原題または英題:Beyond Bengal
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1965年10月28日
ストーリー
マライ半島の魔の原始林。そこには猛獣、爬虫類の群れ、酷暑と熱病などあらゆる危険な障害が文明人を待ちかまえている。探検隊はジャングルの中でもきわめてのどかな風景、たわむれる手なが猿やオランウータンンの撮影から始めたが、次第に弱肉強食の掟が支配する奥地へと進む。決死の猛獣狩り、400頭を越える巨象の群れ、聖なる象と呼ばれ原住民に恐れられている白象や野性の水牛の姿などをカメラに収めた。その頃、隊員の1人が発病した。日射病である。一刻も早く引き返すにはボイヤ川を渡るのが一番だが、そこにはワニが群れをなして住んでいた。しかし、この川を渡らなければならない。隊員はあらゆる武器を使い、ワニと戦った。水面は血に染り、ワニと人間の凄絶な死闘はついに人間の勝利に終わった。1人の死者も出さず探検隊は帰路を急ぐのだった。
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スタッフ・キャスト
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