マイケルの結婚した女

解説

ヘンリー・コルカー氏が監督してベシー・バリスケール嬢を主役とし完成した家庭劇で、嬢の対手は最近度々紹介されるジャック・ホルト氏である。劇中嬢の熟練した水泳が見られるそうで興味深い筋である。

1919年製作/アメリカ
原題または英題:Woman Michael Married

ストーリー

ミラ・サッキーと云う女は、一万ドルを弁護士への手数料として支払えば莫大な遺産を手に入れる事が出来ると聞いたが、一銭の貯えさえ無き身の途方に暮れた。彼女は一日富豪マイケルの溺れ様とするのを救ったのが縁で彼を夫として社交上の地位を占める事が出来た。然し二人の間には誤解が解けなかった。ミラは遂に意を決してローマに出て、オペラ女優として成功しようとする。その中マイケルも妻が此地にあるを知らずローマに来り、計らず名聲赫々たるミラに廻り会えた。そして父の情けある計いを知ってマイケルとミラとは改めて家庭の人と成った。

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