「バンバン撃ち合う西部劇ではないけれど」星のない男 komasaさんの映画レビュー(感想・評価)
バンバン撃ち合う西部劇ではないけれど
どこからともなく流れてきた男が、無法者を懲らしめ若いカップルをとりなし、また行くあてもなく去っていく。そんな王道の西部劇。
後半、アイドニーが街から逃げ出そうとする主人公に言う言葉、「このままでは、どこまで行ってもまた柵に突き当たるよ」。他の女に惚れていると分かっていつつも、縋ることなく叱咤する。かっこいいなー。
主人公を演じるカーク・ダグラスがバンジョーを弾いて歌い踊る。兄貴風をふかせたり落ち込んでみたり様々な表情わ見せてくれる。いい年齢をしたごついおじさんなのだが、とてもチャーミング。
コメントする