星の屑

解説

『ユーモレスク』『血涙に咽ぶ人々』等と同じくファニー・ハーストの原作で、「生の炎」「危険なる処女時代」等を監督したホバート・ヘンリーの監督になり、主役はホープ・ハンプトンで、対手にはドロシー・ギッシュの御亭で「亭主改造」にも出たジェームズ・レニーが出演する。

1921年製作/アメリカ
原題:Stardust

ストーリー

リリー・ベッカーは子供の時から音楽が好きであったが、母親に理解がないために貧しい家庭のうちに悲しい日を送らねばならなかった。娘になってから、父母の言うままに気に染まない結婚をさせられたが、夫は乱暴者で、彼女の生活は不幸であった。余りのことについに彼女はニューヨークへ逃れ、音楽によって身を立てようとしたが、金もない身の良い教師に就くことも出来ず、そのうち生まれた子供は栄養不良で死んでしまう。彼女は自殺を決心したが、貧乏作曲家のトム・クレメンスが彼女を救った。頼りない二人はお互いに慰め合いながら暮すことになった。リリーの父は彼女の不幸を聞いて金を送ってくれ、マーヴェリという教師も無報酬で音楽を教えてくれることになって、やっと彼女の前に幸福な日が開けるようになり、やがて「タイス」に大成功を収める。彼女の夫の死によって、リリーは今は愛し合うトムと結婚する。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く