誇りを汚すな

劇場公開日:

解説

西部の無法者ジェン・ジェイムスを一ひねりした西部劇。製作者のカール・K・ヒットルマンの原作をジャック・ナットフォードが脚色、編集者出身のアーサー・デイヴィッド・ヒルトンが監督した。撮影はカール・ストラッス、音楽はアルバート・グラッサー。主演は「善人は若死にする」のジョン・アイアランドに「脱獄者の秘密」のアン・ヴォーザーク。ほかに「地獄への道」のヘンリー・ハルなど。

1950年製作/アメリカ
原題:The Return of Jesse James
配給:洋映
劇場公開日:1957年5月15日

ストーリー

1882年、拳銃強盗ジェシ・ジェイムスが非業の最期を遂げて間もなく、ジョニイ(ジョン・アイアランド)ハンク(ヘンリー・ハル)一味のギャングが現れた。ジョニイは悪計をめぐらし、ジェンと同じ服装に身を固めて各地の銀行を襲った。人々は、その手口もジェシと似ているところから、ジェシは生きているのではないか、とさえ思った。だがジェシを裏切って殺したフォード一家のボブとチャールズは勿論噂を信じない。一方警察は、種々の情報から犯人をジェシの兄フランクと睨んだ。しかし当時フランクはベンと変名、テネシーに平穏な生活を営んでいた。が、ある日、彼はジェシ一味が暴れ回っているということを知り、こうなってはジェシの名を騙る犯人を突止めねば自分の身が危ないと家を出た。他方ジョニイは酒場で知合ったボブとチャールズがジェシの死の証人であると覚り、2人を射殺、いよいよジェシの名で荒稼ぎを始めた。フランクは当局の追及を逃れ、ジョニイを探し求めたが遂に彼がウェストフィールドの銀行を襲撃することを察知そこへ駈けつけた。町の人々を説いてフランクは掠奪防衛の準備をとらせた。ジョニイは、ウェストフィールド襲撃が成功すれば、ハンクの姪スウ(アン・ヴォーザーク)とシカゴへ高飛びする筈だったがやがて一隊を率いて町に現れた。彼は忽ち警戒の人々の銃弾の的となった。傷つきながらも脱出するジョニイをフランクが追う。ジョニイは最後の力をふり絞って射ち返したが、その弾はフランクを阻もうと彼に取縋ったスウに当ってしまった。

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