放浪の王子(1962)

劇場公開日:

解説

マーク・トウェインの「王子と乞食」をジャック・ウィッティンガムが脚色、ドン・チャフィーが演出した児童冒険ドラマ。撮影はポール・ビースン、音楽はトリストラム・ケリーが担当した。製作はウォルト・ディズニー。出演は「青きドナウ」のショーン・スカリーの2役、「快傑ゾロ(1958)」のガイ・ウィリアムス。ほかにローレンス・ネイスミス、ドナルド・ヒューストンなど。

1962年製作/アメリカ
原題:The Prince and the Pauper
配給:ウォルト・ディズニーKK
劇場公開日:1964年8月8日

ストーリー

1537年のある日、時を同じく瓜二つの男の子エドワード王子(ショーン・スカリー)と乞食の子トム(ショーン・スカリー2役)が誕生した。13年たった。ある日、トムは国民に敬愛される王子の姿を見ようと、宮殿に出かけた。覗き見していたトムは歩哨につかまったが、王子に助けられた。2人は自分達が瓜二つなのを幸い、好奇心から身分をかえてみることにした。乞食姿の王子は初めてみる街にすっかり喜んでいたが、やがてトムの父ジョンに捕まってしまった。隙をみて逃げた王子は、正装したトムの王子が市民の歓呼をうけているのを見て、自分こそ本当の王子だと名乗ったが、嘲笑されるだけだった。そしてヘンドン(ガイ・ウィリアムス)という剣士に助けられた。彼だけは乞食の王子に何か不思議な興味を覚え、自分の宿に連れ帰った。翌朝、目覚めた王子が留守にしたヘンドンを探しに宿を飛び出したところ、ジョンに捕まり盗賊の隠れ家に連行された。そこでも王子を名乗り、嘲い者にされた。王子を探していたヘンドンがやって来て、盗賊を追い払いその場を逃げた。途中、国王の死を口伝えに知った。そして載冠式の当日。忍び込んだ乞食の王子は、自分こそ本当の王子であると言った。トムも自分の身分を告白したので式場は大騒ぎ。証拠も揃い、無事王子は王に即位した。ヘンドンは貴族に任じられ、トムも王の側近に任じられた。

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