北京超特急

劇場公開日

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解説

「底抜けびっくり仰天」のハル・B・ウォリスが1951年に製作した時局活劇である。ハリー・ハーヴェイの原作より「ならず者」のジュールス・ファースマンが潤色、ジョン・メレディス・ルーカスが脚色にあたったものを「赤い山」のウィリアム・ディーターレが監督した。撮影は「赤い山」のチャールズ・ラング、音楽は「南部に轟く太鼓」のディミトリ・ティオムキンである。出演者は「西部の二国旗」のジョセフ・コットン、「栄光何するものぞ」のコリンヌ・カルヴェ、「放射能X」のエドモンド・グウェン、マーヴィン・ミラー、ベンソン・フォンなど。

1951年製作/95分/アメリカ
原題:Peking Express
配給:新外映

ストーリー

上海から北京へ向かって驀進する特急列車には、国連の外科医マイケル(ジョセフ・コットン)、ダニエル(コリンヌ・カルヴェ)、マレイ神父(エドモンド・グウェン)、中国新聞記者ウォン、闇商人クォンなどが乗りあわせていた。マイケルは第2次大戦中、ダニエルに思いをよせていたが、彼女がナチに協力していると聞き、今は思いあきらめているのだった。今、この列車に偶然乗り合わせた2人の感情は複雑だった。クォンは、この列車でティ・シェンと落ちあうてはずになっていたが、ティ・シェンは上海で母親リー・ウーに密告され、国粋主義者たちに拉致されたので、クォンは怒って妻を短刀で刺した。列車は、途中匪賊の一団に襲撃されて停車した。マイケル、ダニエル、マレイ神父、ウォンの4人は1軒の農家に連れこまれた。匪賊の首領は意外にもクォンだった。クォンは息子ティ・シェンの交換人質としてマイケルを捕まえておくために列車を止めたのであった。しかし、クォンは息子が帰ってきたらマイケルを殺すつもりでいた。ダニエルはマイケルを逃がすという条件の下に協力を承諾したが、その時、列車からはい出してきた瀕死のリー・ウーが夫クォンを背後から刺殺した。マイケルはティ・シェンを楯にして一同を列車に導き、列車は再び動き出した。クォンの部下は列車めがけて銃弾を浴びせ、ティ・シェンは死に、マレイ神父も傷ついた。しかし、列車は危機を脱した。一路北京へ向かう列車のなかには、新しい希望に抱き合うマイケル、ダニエル2人の姿があった。

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