紅雀

解説

米国の女流大衆小説家L・M・モンゴメリーの名作の映画化で、「林檎の頬」のサム・ミンツが脚色し、新監督ジョージ・ニコルズ・ジュニアが監督に当たり、「宿命の窓」のルシエン・アンドリオが撮影した。主役は無名より抜粋されたアン・シャーリーが勤め、「三角の月」のトム・ブラウン、「ムーラン・ルージュ」のヘレン・ウェストリー、「ブタペストの動物園」のO・P・ヘギー・、セーラ・ヘイドン、ガートルート・メシンジャー等が助演。

1934年製作/アメリカ
原題:Anne of Green Gables

ストーリー

マリラとマシューという老人の姉弟があり孤児院から男の子を貰おうと決める。所がその子が2人の農場へ着いてみると、それはアンという赤髪の女の子なのであった。マリラはアンを孤児院へ戻そうとするが、マシューは引き取ろうと説く。結局アンは当分の間、居ることとなるが、アンは利口な可愛い子であったので、間もなく一家の寵児となる。彼女は農場を「緑の破風」と名付け、次第に皆も呼ぶようになる。彼女は赤髪を非常に気にしていたのでギルバート少年から「にんじん」と呼ばれて大いに怒る。ギルバートとアンはその後、仲良しになり、やがて恋仲となる。しかし両家は昔から不和であったので、マリラは2人の交際を禁じる。アンは養われた義理で反対出来ないしギルバートも彼女の未来を傷つける様な気がして押し切ろうとしない。彼は医学校へ入り、アンとの間はますます隔たってくるが、マシューが重病となり、それをギルバートの努力で名医にかける事が出来、生命をとりとめる。これがきっかけでアンとギルバートとのローマンスにも復活の花が咲き始める。

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