ブウルウ

解説

「マルガ」「魔獣タイガ」を監督したクライド・E・エリオットが監督、製作したもので、ストーリーも彼自ら書卸し、これをロバート・E・ウェルシュが脚色した。撮影には「ローズ・ボール」のヘンリー・シャープが当ったが、ロケーション撮影はカール・バーガーとベン・ウェツラーが擔任した。主演は「家族一連隊」「撮影所の惨劇」ヨリン・タブリーで、新人ジェーン・リーガン、舞踏家伊藤道郎、「南海征服」マモ・クラーク、クロード・キング等が助演する。

1938年製作/アメリカ
原題または英題:Booloo

ストーリー

亡父の遺志によってロジャース大尉は、マレーのサタイ藩社が白虎を崇拝し、毎年処女を人身御供に捧げることを書いて出版した。英国動物学会はこれを誹謗し、故ロジャース大将を会の名誉功労者から除た。大尉は父の汚名をそそがんと、許婚ケイトの止めるのを振り切ってマレーのジャングルを探険した。彼は普通の狩猟家を装ってサカイ藩族を油断させ、白虎に捧げた処女を救った。そして再び白虎が襲って来た時、大尉は虎を射殺した。藩族は怒って大尉を立木に縛って、なぶり殺そうとしたが、教授の英国守備隊によって九死に一生を得た。大尉が持帰った白虎の皮で父の汚名はそそがれた。

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