ビル・ヘンリー

解説

チャールズ・レイ氏主演の正喜劇でロイス・ゼルナー女史の原作で、監督は例によってジェローム・ストーム氏である。相手は今ユ社の花形エディス・ロバーツ嬢である。「有益にして興味ある」コメディー・ドラマとニュース誌は推賞している。

1919年製作／アメリカ
原題：Bill Henry

ストーリー

電気振動機の販売を志したビル・ヘンリー・ジェンキンスは自動車を乗り潰してチェット伯父の経営する田舎ホテルの番頭になった。ここで彼は近くの土地を遺され、それを唯一の力にしてこの南部の町へ来たのであるが、それが沼地で価値のないのを見て失望する。ビルはポーカーの勝負で勝った金で、自分とは言わずに娘からその土地を買う。そしてその土地を他の会社に高く買わせ、リーラに差額を提供するようにある土地代言人に依頼したところ、こやつが悪人でこれを横取りしようとした。ビルは彼を捕らえ、電気振動機で拷問にかけて白状させ、あとは型の如くロマンスが始まる。