ビッグ・ショウ

劇場公開日:

解説

西ドイツ・ロケによって作られたサーカスを舞台にするドラマ。テッド・シャーデマンのシナリオを脚本家出身のジェームズ・B・クラークが監督した。撮影に当ったのはオットー・ヘラー。音楽をポール・ソーテルとバート・シェフターが担当している。出演するのは久方ぶりのエスター・ウィリアムス・「決戦珊瑚礁」のクリフ・ロバートソン、ネーミア・パーソフ、ロバート・ヴォーン、キャロル・クリステンセンなど。製作はテッド・シャーデマンとジェームズ・B・クラークの共同。

1961年製作/アメリカ
原題または英題:The Big Show
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1961年9月5日

ストーリー

ドイツのミュニッヒ。サーカスの経営者ブルノはクラウス、フレドリック、ジョゼフ(クリフ・ロバートソン)の3人の息子と1人娘ガーダと共に大一座を組んでいた。ブルノはジョゼフのみを偏愛し、座員たちを好遇していなかった。息子たちは父を恨んでいた。ブルノは商売仇ビッチニの動物ショウをサーカスの余興にするため買い入れる計画を立てた。クラウスは父にとりいるため、ビッチニの娘で北極熊使いのテレサと結婚し、彼に恋する空中曲芸師カーロッタを怒らせた。動物ショウを買ったのちもブルノはクラウスを無視した。その間にジョセフはアメリカの金持女ヒラリー(エスター・ウィリアムス)と恋仲になった。しかし彼女がアメリカ行を主張したので彼は彼女と手を切った。アメリカ兵エリックと恋をしたガーダも父に反対された。ブルノはやがてクラウスを名義だけの支配人にした。自分がロボットなのを知った彼はテレサにつらく当たり,彼女は白熊に殺された.間もなく装具の不備から空中曲芸で重傷を負ったカーロッタが訴訟を起こした.ジョゼフが父の代わりに罪を負い服役させられた。ジョゼフ服役中、クラウスは兄弟たちと結束して父ブルノを1座から追い出した。ブルノはサーカス芸人として返り咲こうとし、ブランコ曲芸をやって心臓マヒで死んだ。出獄してきたジョゼフは父殺しを兄妹たちになじった。クラウスは怒ってジョセフにナイフをなげ、白熊の檻に落ちて死んだ。ジョゼフは新たに座頭となってエバラード・サーカスのフタあけをした。ヒラリーがそんな彼のもとに帰ってきた。ガーダとエリックもかたく結ばれた。

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