「母性愛」バニーレークは行方不明 jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
母性愛
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公開当時(1965)の 観客の驚きは理解出来る
我々は アンの兄貴の異常さ、この兄妹の関係を 簡単に想像出来る時代に生きている
恋愛(破綻)→妊娠→母子家庭となった、アンが 情緒不安定ながらも 人間(母)として成長するのとは対照的に、社会的には自立したものの 妹に執着したままの、幼い(異常な)兄…
妙にリアルで怖い、普遍的な物語になってしまったのね
な、訳で 途中から ラストが推察されるが、アンが 一人で動き始めてからの 盛り上がりは、やはりすごい
行進しながら 庭に出て来てから、ブランコまでは 正気(母性愛)と狂気の直接の闘いである
動のリンレー、デュリアに対し 静の オリビエ、カワードが 贅沢(重厚)過ぎるか?
どうなんだろう
兄貴が 警察に対して、ペンの力で 簡単に脅しをかけるのも 昨今の日本の記者の様で、可笑しかった
とても 面白かった
ソール・バスのタイトルも カッコいい
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