花聟試験

解説

ダグラス・マックリーン氏の独立第二回作品で、原作は今から20年程前に流行したヘンリー・ブロッサム氏とアルフレッド・ロービン氏合作の喜歌劇に基づき、レイモンド・キャノン氏が脚色し、それを「冒険タルマッジ」「名馬の鉄蹄」等と同じくジェームズ・W・ホーン氏が監督したもの。マックリーン氏の対手は、「夜の馬鹿」「我が恋せし乙女」等出演のバッシー・ルス・ミラー嬢である。

1924年製作/アメリカ
原題または英題:The Yankee Consul

ストーリー

ダドリー・エインスウォースは友達と賭をして旅行案内所の切符販売係となり憂鬱症を忘れようとしたが、果して彼の前には冒険が姿を現わした。スペイン系の美人が二人の悪人の手から救ってくれと彼に訴えた。その翌日、ダドリーは南米ブラジルに向かう船中で、アメリカ領事の旅行券と荷物を持った自分を発見した。同じ船に昨日逢った娘マルガリタも乗っていた。ダドリーは間違えられた侭に押通そうと決心し、一人の秘密探偵の助力を得て、悪人達がマルガリタを手先に使い、リオ・デ・ジャネイロのアメリカ領事館から百万ドルの金塊を奪おうとする計画を知った。ダドリーが大奮闘の幕は切って落され、アメリカ戦艦の救援となり、遂に悪人全滅して彼はマルガリタとの恋に酔う身となった。

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