白熱(1949)のレビュー・感想・評価
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世界一の犯罪映画とは本作のことだ
世界一だ!ジェームズ・キャグニー扮するギャングの親玉の最後の台詞がそのまま本作の形容詞だ
古びる事の無い、密度の濃い内容で、全編に緊張感が張り詰めた犯罪映画の素晴らしい傑作
正に名優ジェームズ・キャグニー白熱の演技
異常性格者を主人公に据えて、その異常性を徹底して描く
この異常性はダークナイトのジョーカーの造形の元ネタではないかと思わせる
潜入捜査官らの冷静沈着なプロフェッショナルさとの対比が際立つ密度の濃い脚本が素晴らしい
脇役も特にコーディの母役と妻役の二人の女性陣の演技が素晴らしい
一時も退屈する間もなく、目を離せない圧倒的なサスペンスを堪能できる
これからも古びる事無く、犯罪映画の名作として語り続けられるのは間違いない
コーディー、演じるはジェームズ・ギャグニー、こいつの悪役っぷりはハ...
コーディー、演じるはジェームズ・ギャグニー、こいつの悪役っぷりはハンパなし。ある意味清々しい(笑)
とにかく、警官以外の登場人物はみんな悪人。善人しかいない映画は何個か見たが、悪人しか出ない映画は初体験。ある意味清々しい(笑)
全く古さを感じさせないストーリーは秀逸。白黒映画の魅力を存分に見せつけます。
ラストもこれまたハンパなし!ある意味清々しい(笑)
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