熱風の町
劇場公開日:1951年10月16日
解説
「大城塞」と同じく、ウィリアム・パインとウィリアム・トマスの共同製作になる1949年度シネカラー活劇で、脚本・監督は「南支那海」のルイス・R・フォスタア。J・ロバアト・ブレンとグラディス・アトウォタアの原作によるもので、撮影はエリス・カアタア、音楽はダレル・コルカアのスコアによる。「南支那海」と同様ジョン・ペインとゲイル・ラッセルのコンビが主演し、「死闘の銀山」のジョージ《ギャビイ》ヘイス、スタアリング・ヘイドン、ディック・フォーランらが助演する。
1949年製作/103分/アメリカ
原題または英題:El Paso
配給:セントラル
劇場公開日:1951年10月16日
ストーリー
南北戦争後、南軍騎兵大尉だったクレイ・フレッチャア(ジョン・ペイン)はチャアルストンの家にも帰らず、恋人スウザン(ゲイル・ラッセル)の住むエル・パソへ馬を向けた。町では、彼女の父ジェファーズ判事が、町のボス、バアト・ドナア(スターリング・ヘイドン)とその仲間ラ・ファージ(ディック・フォーラン)の手先となって、毎日酒に溺れながら不法な裁判を行っていた。クレイは町の乱脈を見るに忍びず、老セールスマンのペスキイ(ジョージ・「ギャビイ」・ヘイス)やメキシコ人牧場主ナーチョ(E・ノリエガ)の援助をうけてドナア一派に闘いを挑んだ。このためジェファーズ判事も次第に正義に目覚めるようになったが、それを知ったドナアは、スウザンに対する横恋慕が蹴られたことも手伝っていよいよ本性を現し、善良な牧場主エルキンスを罪に陥れてその土地を着服しようとした計画が阻止された時、ジェファーズ判事を殺害するに至った。スウザンはクレイの祖父フレッチャア判事の出馬を乞うたが、彼もまた殺され、死体はクレイ側に突返された。かくて2派は遂に正面衝突し、撃闘が始まったが、ドナアはその位置をラ・ファージに狙われて殺され、闘いはクレイ側の勝利に終わった。人々は、捕らえたラ・ファージを私刑にかけようとしたが、クレイは正しい法の元で裁かるべきことを諭した。ラ・ファージが正当な裁判で極刑に処されたあと、クレイやスウザンたちは新しい平和なエル・パソ建設に立ち上がった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルイス・R・フォスター
- 脚色
- ルイス・R・フォスター
- 原作
- J・ロバート・ブレン
- グラディス・アトウォーター
- 製作
- ウィリアム・H・パイン
- ウィリアム・C・トーマス
- 撮影
- エリス・W・カーター
- 美術
- ルイス・H・クレバー
- 音楽監修
- デビッド・チャドナウ
- 録音
- フランク・ウェブスター
- 編集
- ハワード・スミス
- 作曲
- ダレル・カルカー
- カラー・コンサルタント
- ガー・ギルバート
-
Clayton_Fletcherジョン・ペイン
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Susan_Jeffersゲイル・ラッセル
-
Burt_Donnerスターリング・ヘイドン
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Peskyジョージ・ギャビー・ヘイス
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Sheriff_La_Fargeディック・フォラン
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Nacho_Vasquesエドゥアルド・ノリエガ
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Judge_Jeffersヘンリー・ハル
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Stage Coach Nellieメアリー・ベス・ヒューズ
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Judge FletcherH・B・ワーナー
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Jack_Elkinsロバート・エリス
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Mrs.John Elkinsキャスリーン・クレイグ
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Iohn_Elkinsアーサー・スペース
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Mexican Joeスティーヴン・ジレー