「黄金は人を変えてしまう」黄金 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0黄金は人を変えてしまう

2021年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 冒頭では宝くじの当選番号を確かめるボガード。あーあ、やっぱり駄目だと、「同郷のよしみで」と物乞いのまねを・・・そんなとき飛び込んできたのが金鉱の仕事。一日8ドルだ!「黄金は人を変えてしまう」と言った爺さんの言葉が信じられないドブズ。それを確かめたい気持ちもあったんだろうな。

 疑心暗鬼。砂金を見つけてせっせと掘る3人。分け前について話し合ったときから、お互いが信用できなくなる。

 ある日、コーディというアメリカ人に跡をつけられ、3人が金を掘ってるんじゃないかと疑われる。そして、殺すのか仲間にするかと選択を迫られ・・・緊張した心理劇になるかと思っていたら、そこへ山賊がやってきた。銃撃戦となり、コーディが死んでしまう。

 一人一人が一生遊んで暮らせる分を掘りつくし、帰途につく一行。途中、メキシコインディアンに川に落ちて動かなくなった子供を助けてくれと言われ、ハワードが手伝う。奇跡をおこしたと讃えられ、村に招待されてしまった彼を置いて、ドブズとコーチンが町へ向かった。しかし、ドブズの猜疑心は膨れ上がるばかり。ついに自分の手でコーチンを撃ってしまうが、瀕死で逃げ、ハワードのいる村にたどり着いた。

 ドブズは一人北へ向かうが山賊に殺され、ロバも砂金も奪われてしまい、金の価値がわからない山賊はあっさり捨ててしまうのだ。先住民たちとハワード、コーチンが砂金を捨てたとされる場所で大笑い。「神様がくれた冗談だ」・・・

 さもしい心と疑う心。一山当てることを目指しただけなのにここまでドラマが待っているとは。ハワードはそのまま村で医者に、ドブズはコーディの家へ向かうことになる爽やかさ。

kossy