南部に轟く太鼓

劇場公開日

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解説

カーニバルの女」と同じくモーリス・キングと弟のフランク・キングが共同で製作にあたたスーパーシネカラー色彩の1951年作西部劇で、ホリスター・ノーブルの原作を「探偵物語」のフィリップ・ヨーダンがシドニイ・ハーモンと共同で脚色、戦前ロンドン・フィルムで「来るべき世界」等を演出したウィリアム・キャメロン・メンジースが監督している。撮影は「東は東」のライオネル・リンドン、音楽は「私は告白する」のディミトリ・ティオムキンが担当。出演者は「緑のそよ風」のジェームズ・クレイグ、「勇者のみ」のバーバラ・ペイトン、「フェザー河の襲撃」のガイ・マディソンを中心に、バートン・マクレーン、クレイグ・スティーヴンスらが出演する。

1951年製作/アメリカ
原題:Drums in the Deep South
配給:東宝

ストーリー

1861年米国南部の旧家の娘キャシー(バーバラ・ペイトン)は幼なじみのブレックスと結婚したが、ある日、父親の事業失敗のためにこの土地を立ち去った嘗ての恋人クレイ(ジェームズ・クレイグ)が、やはり彼女の幼友達であるウィル(ガイ・マディソン)と共に訪ねて来たために気もそぞろであった。クレイは人妻になったキャシーを見て落胆したが、2人は未だに愛し合っていることを感じた。丁度その頃南北戦争が勃発し、クレイとブレックスは南軍、ウィルは北軍と、敵味方に分かれることになった。3年後ー北軍は、南軍部隊の補給路であるユニオン鉄道爆破の計画を立て、そのために、鉄道の傍に聳え立つ悪魔の山といわれる山頂に大砲を据えることとしたが、この使命を帯びたのが、今は少佐となった歴戦の勇士クレイであった。彼は闇夜に出発したが、この山の近くにあるキャシーの家を訪ねたところ、彼女もこの再会を喜び協力を誓った。苦心の末、クレイは砲を据えることに成功し、キャシーは家に帰り、列車通過時に山頂迄信号を送る役目を引き受けた。作戦は成功だった。北軍の軍用列車は、思いがけぬ砲撃に木っ葉微尽となった。驚いた北軍は砲兵部隊を送って山頂の南軍全滅を期したが、その隊長こそウィルだった。彼が火薬によって山を一気に爆破する決意を固めたのを知ったキャシーは、ウィルに頂きにクレイのいることを伝え、1時間の猶予を乞い、その間クレイに山を下りるように説伏しに行った。だがその途中重傷を負ったキャシーは、山頂でクレイと相抱きつつ息をひきとった。間もなく轟音と共に山頂は爆破された。それを見上げるウィルの目は、2人の友を失った悲しみにぬれていた。

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