南海の恋

解説

フレデリック・ハットン、ファニー・ハットンの同作を、ハリスン・ジョゼフスが脚色し、デイヴィッド・ソロモンが監督した。「ジャッキー」「曲馬団のシャーリー」等主演のシャーリー・メイスンが主役を演じている。対手役はJ・フランク・グレンドン。

1923年製作/アメリカ
原題または英題:South Sea Love

ストーリー

船長の娘ドロレスはフィジー群島スーヴァの近くに農園を経営しているイギリス人ジョン・ウィルトンと、父の船長をしている船上に会う。暴風雨の夜、負傷をして死に行く船長は娘の身をウィルトンに託した。しかし彼にはヨーロッパに残した妻があった。これを知ったドロレスは、彼のもとを去ってトウラという港町のカフェに踊り子となった。妻の死去の報知を受けたウィルトンはドロレスを訪ねてきて結婚を申し込むが、彼女はこれを退ける。しかし父の部下の船員達がウィルトンを船上で絞殺しようとした時、ドロレスは駆けつけてきて彼を救う。熱帯の輝く星の下に、情熱の乙女ドロレスの恋は、かくて美しい実を結んだのである。

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