謎の結婚

解説

アーサー・ゼルナーと同氏夫人ロイスとの共作をガードナー・サリヴァンが脚色し、フレッド・ニブロが監督した人情劇で、ニブロ令閨エニッド・ベネットの主演。「二十三時間半」や「騒ぎと誇張」に出演したダグラス・マックリーンの共演である。そのほかヴォラ・ヴェイルやフィロ・マッカローも出演する。

1919年製作/アメリカ
原題または英題:Happy Through Married

ストーリー

スタンリー・モントジョーイと弟のジムとは南アにある所有鉱山の調査に出かけた。鉱山からは鉱石の出る見込みがないので2人は大いに失望し、ある狭い西班牙人に薦められてその鉱山を売ろうとしたが、西班牙人の姪のディアナ・ラモンは鉱山を売るなと切言した。後果して鉱脉が発見されたのでスタンリー兄弟は驚喜し、兄は直に米国へ帰って恋人のミリセント・リーと結婚する。スタンリーの旧友ボッブ・デイヴィスは結婚の当日2人に「結婚しても幸福なるにはいかにすべきか」という書物を贈った。ミリセントはその中に色々皮肉な忠言のあるのを読み、印のつけてある部分は夫がつけたものと思って殊に文字通り実行しようとする。一方弟のジムはディアナと結婚して米国へ帰って来たが、ディアナが英語を知らぬために色々の滑稽が生じ、ミリセントは嫉妬に駆られたけれど結局事情判明して大笑いとなる。

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